聖書箇所 Ⅰペテロ 2:18~21
人がもし、不当な苦しみを受けながらも、神の前における良心のゆえに、悲しみをこらえるなら、それは喜ばれることです。
使徒ペテロは、多くの奴隷たちに対して、「善良で優しい主人だけでなく、意地悪い主人にも従いなさい」と命じました。しかしどうして意地悪い主人にも従うことが必要なのでしょうか。また納得できない事柄や理不尽な出来事にも従わなければならないのでしょうか。それは、従うことが神様に喜ばれることだからです。神様のみ心に従うのです。そしてこのことが、キリストの苦しみを負うことになるのです。使徒パウロは、「キリストを信じるだけでなく、キリストのために苦しむこと」だと記しました。これこそキリストの模範に倣う生き方なのです。私たちも、主のために苦しみを負う者でありましょう。