聖書箇所 ルカ 11:5~8
あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう。
聖書箇所11章の1-12節まで、イエスさまは祈りを教えになられます。その中で祈りの熱意、真剣さを励ます一つのたとえ話を語られます。
泊りに来た友人のための彼の求めは具体的です。漠然と「何か食べ物を」ではなく「パンを三つ」。比べて私たちの祈りはあまりに漠然としていないでしょうか。「力強い信仰生活が出来ますように」と求める私に「では、誰に対してどんな行為を持って愛を与えたいのだ、あなたの何を捧げて私に仕えたいのだ?」と神様はこうお聞きになるでしょう。
そして彼は「出してやるものがないのだ」と告白します。大切な人に何かを与えたいと思うなら、自分が何もない、神様に与えてもらうしかないことを知って、祈り求めなさいとイエスさまはおっしゃるのです。天の父なる神様は天の戸口から、身を乗り出すようにして私に恵みを与えようとしてくださいます。私の祈りを聞こうとしてくださっている父なる神様に、真剣に祈り求めていきましょう。