聖書箇所 ヤコブ 1:1~4
私の兄弟たち、様々な試練に会うときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。
使徒ヤコブは、試練を「この上もない喜びと思いなさい。」と勧めました。試練は、その人を人格的に成長させる場合と、逆に悲惨な人生へと追いやる場合があります。ですから試練をどう受け止めるかは、とても大切です。ここで求められることは、試練を信仰的判断で判別することです。それは、試練がどうして起こったのか、その理由や原因を考えることです。そして試練を、神様が与えられたものと、自分自身や相手などによって起こったのかを識別することです。そのために私たちは、日ごろからこの信仰的識別を神様に求めていくことが大切なのです。神様が課せられた試練であれば、神様が知恵を与えてくださり、解決に導かれます。御心がなんであるかを求めていき、そうすれば試練を喜ぶ者とされるのです。