'23/5/7 主日礼拝「仰ぎ見れば生きる」

聖書箇所 民数記 21:4~9

モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上に付けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。

 

 約束の地カナンを前にして、再びイスラエルの民は、神様と民の指導者であるモーセに反抗し、罪を犯しました。民は、「もうみじめな食物に飽き飽きした」と叫び、神様とモーセに反抗したのです。この時神様は燃える蛇を、彼らの罪を裁くために送られたのです。蛇は、民にかみつき、多くの者が裁かれました。その時イスラエルの民は、「私たちは、主とあなたを非難したりして、罪を犯しました、」と悔い改め、救いを求めました。そこで神様は、救いの手段として旗の先端に燃える蛇をつけ、かまれた者は、それを仰ぎ見れば生きると、救いの道を示されたのです。「仰ぎ見る」とは、単に見ることではなく、意識して、神様の恵みと憐れみに拠り頼んで、罪の赦しを求めていきましょう。