12/29 主日礼拝「感謝をささげた人」

聖書箇所 ルカ 17:11~19

そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリア人であった。

 

 まもなく新年をむかえにあたり、今年一年の主からの恵みを感謝致しま。本日の聖書には重い皮膚病を患っている10人が出てきます。彼らは、差別や罪人扱いを受け、社会から隔離されて生きていました。そこを主イエス様が通られた時、遠く離れた所から彼らは「イエス様、どうぞ憐れんで下さい」と叫びました。その叫びを聞いた主イエス様は、「祭司の所に行って体を見せなさい」と言われたのです。そこで彼らが祭司に見せに行く途中で病は癒されました。しかし主イエス様に感謝するために帰って来たのはたった1人だったのです。そこで主イエス様は、「戻って来たのは他にいないのですか」と言われました。戻って来た1人と9人の違いはどこにあるのでしょうか。それは、自分の様な者を神様が顧みて下さった謙遜に受け取って恵みに感謝したことです。また戻ってきた1人は、病を癒されたお方主イエス様であることを忘れなかったのです。ここに心からの感謝があるのです。