6/3 主日礼拝「主に愛されている者たち」

聖書箇所 Ⅱ テサロニケ 2:13~15

しかし、あなたがたのことについては、私たちはいつでも神に感謝しなければなりません。主に愛されている兄弟たち、神は、御霊による聖めと、真理による信仰によって、あなたがたを、初めから救いにお選びになったからです。

 

 13節で使徒パウロは、テサロニケのクリスチャンたちを「主に愛されている兄弟」と書きました。この愛は、神様から注がれた愛です。神様からの愛は、制限がなく、変わることのない愛、いつまでも注がれ続ける永遠の愛なのです。この時、テサロニケの教会は、外からの迫害と主イエス様の再臨に対する誤った教えによる惑わしの中にありました。この様な状況だからこそ、神様は彼らを愛されたのです。ではなぜ彼らは、主に愛されている者なのでしょうか。13節後半でパウロは、彼らが「神様から選ばれた」からであると理由を書きました。彼らが選ばれたのは、神様の主権と神様の大きなご計画によったからなのです。こうしてテサロニケのクリスチャンたちは、迫害の中にあっても、また再臨に対する誤った教えに対しても、彼らの信仰は守られ、強められたのです。